Ctrlキーが下にあって押しにくいと感じたら:Ctrlキーの位置変更

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Bashのコマンドラインによる操作やEmacsなどのエディタの操作に慣れてくると、Ctrlキーを多用するようになります。

しかし、日本語キーボードではCtrlキーがキーボード面の下に配置されていて押しにくいでしょう。

RaspbianなどLinux系のOSでは、キーの配置を入れ替える仕組みが用意されています。

これを活用して、Ctrlキーを使いやすい位置に配置しましょう。

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CtrlキーとCapsLockキーとを入れ替える

日本語キーボードでは、TABキーのすぐ下にCapsLockキー、そしてCtrlキーが左下に配置されていることがほとんどです。

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これだと、Ctrlキーを多用するようになったときに、非常に押しにくいと思います。

そこで、昔から、CtrlキーとCapsLockキーを入れ替えて使用するということがよく行われてきました。

その設定方法は以下の通りです。

  1. emacsやleafpadなどのエディタで/etc/default/keyboardというファイルを開く。
  2. XKBOPTIONS=”” という行があるので、ここをXKBOPTIONS=”ctrl:swapcaps”に変更する
  3. ファイルを保存する
  4. 再起動する

再起動したあとは、CapsLockキーがCtrlキー、CtrlキーがCapsLockキーとして働くようになっています。

試しにemacsなどを起動して、Ctrlキーを使った操作をしてみてください。

この位置にCtrlキーがある方が、はるかに使いやすいと感じられると思います。

なお、この設定方法は、Linuxのディストリビューションによって変わることがありますので注意が必要です。Raspbianを使用している場合はまずこの設定でやってみましょう。

CapsLockキーをCtrlキーにする

CapsLockキーを使わないという人は、単にCapsLockキーをCtrlキーとして動作させるという設定方法もあります。

このとき、もとのCtrlキーはそのままCtrlキーとして動作します。

方法は先ほどの入れ替えのときとほとんど変わりませんが、設定する文言が変わります。

  1. emacsやleafpadなどのエディタで/etc/default/keyboardというファイルを開く。
  2. XKBOPTIONS=”” という行があるので、ここをXKBOPTIONS=”ctrl:nocaps”に変更する
  3. ファイルを保存する
  4. 再起動する

swapcapsと書いた所をnocapsと書けばよいです。

多用するCtrlキーが左下にあって、とても押しにくいと感じるようになってきたら、この設定は必須といってよいと思います。是非試してみてください。

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