ラズベリーパイにRasbianをインストールしただけの状態では、スクリーンセーバーはインストールされていません。
いろいろな表示パターンのスクリーンセーバーを使うには、xscreensaver というプログラムをインストールする必要があります。
スクリーンセーバーはインストールする必要がある
ラズベリーパイにRasbianをインストールしたままの状態では、スクリーンセーバーのプログラムはインストールされていません。
指定時間(defaultは10分)が過ぎると、画面全体がブラックアウトしますが、その機能だけです。
スポンサーリンクWindowsやMacなどのように、スクリーンセーバーを動作させたいときには、スクリーンセーバーをインストールしなければなります。
ここでは、xscreensaverというスクリーンセーバーをインストールしてみます。
xscreensaverのインストール
xscreensaverをインストールするには、次のコマンドを実行します。
1 2 3 | $ sudo apt update -y $ sudo apt ugrade -y $ sudo apt install xscreensaver -y |
1行目のコマンドはパッケージ情報の更新、2行目のコマンドはパッケージの更新で、何かのコマンドをインストールする前には実行しておくとよいです。
3行目がxscreensaverのインストールを実行するコマンドです。
xscreensaverの設定方法
左上のラズベリーパイのアイコンから、設定→スクリーンセーバーと進みます。
すると、XScreenSaverの設定画面が表示されると思います。
すべての設定を説明しませんが、ここでは「表示モード」タブの「モード」メニューで「1つのセーバーのみ」を選択してみましょう。
そして、その下に並んでいるリストの中から1つ選んでみます。
ここで注意。このリストの中で選べる項目は、現時点では限られていると思います。
ここでは、まずは選べるものを選択してみましょう。
すると、右側のプレビュー画面に選んだスクリーンセーバー画面が表示されると思います。
プレビューボタンを押すと全画面表示、設定ボタンを押すと、この項目で設定されます。
また、左下の「ブランクになるまでの時間」は、スクリーンセーバーが開始されるまでの時間、「セーバーの周期」はモードに「ランダムなセーバーを用いる」を選んだ時に有効になるパラメータです。
設定が終わったら、設定ボタンを押しましょう。
「ブランクになるまでの時間」が経過したら、スクリーンセーバーが開始されると思います。
xscreensaverの種類を増やすには
先ほど書いたように、スクリーンセーバーの表示の種類は最初は限られています。
もしこの中に気に入ったものがなければ、表示パターンを追加でインストールしてみましょう。
1 2 3 4 | $ sudo apt install xscreensaver-data -y $ sudo apt install xscreensaver-data-extra -y $ sudo apt install xscreensaver-gl -y $ sudo apt install xscreensaver-gl-extra -y |
この4つのインストールコマンド、すべてを一度に実施する必要はありません。
一つ実行するたびに、使用できる表示パターンが増えていくと考えてください。
ですので、一つづつインストールし、気に入ったものがなければまた次をインストールする、というように増やしていけばよいと思います。